中に棒

「消防車に棒があるなあ」
と、突然語りかけてきた娘1。棒?
梯子のことか?と思って見てみると、壁に貼ってあるひらがな表を指さしていた。
なるほど、ぼう、ね。よく気付きました(なでなで)


この見えていなかったものが突然認識される感覚は、大人になるとなかなか味わえない。いいなあ、と思う。
外国語を学ぶのが一番手っ取り早いのだろうが、そんな勉強熱心ではないし。
私自身は現在いろんな技術の踊り場に位置していて、結構な修練を積まない限り次の段階には上がれない。
大人なので、次の段差までの距離がぼんやり見えてしまって猶いけない。


でも、子どもにだって無限の時間があるわけじゃないんだから、大人が立ち止る理由にはならない。
がんばれ。目を瞑って走れ、自分。