所有権に関する諸問題

娘1の食い意地が張ってるのは以前からだが、娘2も負けず劣らず自己主張が激しくなってきた。
私が帰るのが遅くてひとりでご飯を食べていると、必ず脇の下から覗いてきて
「あてくしの あてくしの取り分はないのですか?」
「なんですか そのおいしそうなものはなんですか!」
と取調べてくる。
キミがさっきまで吐き出すまで食べてたやつだよ!
食い意地は良いが、判別機能に難があるのは困りものだな。


わけてやれる時はわけてやるのだが、果物などお腹がゆるくて食べられない場合もしばしば。
そんな時の扱いが非常に難しい。
もちろん一時の感情に負けてあげたりはしないのだが、脇の下でギャースカ泣かれながら食べるブドウはそれはそれは乙なものだ。
ほんと食べてる気がしない。


他のものを与えて気を紛らわしたりもするが、そう毎回あるとは限らない。しかし、果物の賞味期限は刻一刻と迫りくる。
仕方ないのでこっそり食べたりもするが、なんで果物食べるだけなのにこんなに闇に紛れて過ごさねばならんのかと。潜伏中のテロリストか。


はやく娑婆で飯が食いたいよう。