息遣い

今日も今日とてかくれんぼ。
最近は数えることと順番を覚えたので見つけられたら鬼になるという基本ルールが守られるようになった。3年、か・・・・・・。


どちらかというと見つけるよりも見つけられる方が嬉しい様子。
隠れきろうという意思はあまりない。こっちが見てるのおかまいなしで隠れ始めるし。
なので、簡単に見つけられる。暇をしている娘2を猟犬として放てばだいたい見つけてくるくらい。これは娘2を褒めるべきなのか?
涎をたらしながら4足歩行でひた走るのが犬っぽいといえば犬っぽい(親の感想か)


戯れに娘2を隣の部屋のカーテンの後ろに囮として隠しておくトラップ仕掛けてみた。
まあ、囮のじっとしてないこと。というか、こっちにくるでない囮よ。さては姉に寝返ったな!(元々味方じゃない)


また、未だに「みいつけた」が言えない。不思議。
私の隠れる番で、寝室で布団を被っていたら、がちゃりとドアの開く音がした。近隣住民の迷惑を顧みない足音がだんだんと近付いてくるのを戦々恐々と聞く。そして、明らかに目視範囲に到達しているにも関わらず発見の声がしない。
見つかってないのか? まさか、頭を出してあるというのに。
そして、五月蝿かった足音も聞こえなくなった。聞こえるのは私の呼吸だけ。
しかし、その呼吸音に徐々にノイズが混じり始め、だんだんとそれが大きくなっていく。しゅごー、しゅごー、しゅごー。
気付けば、布団から出している頭に降りかかるほどの荒い鼻息が!


かくれんぼで枕元に立つのは止めていただきたい。