我は撃鉄

我が家の騒音発生器こと、娘2は今日も元気に唸りをあげる。
流暢に喋れるのなら叱り飛ばしているのかもしれないが、言語ですらなければ放っておくより他にない。
コミュニケーション不全も良好な関係を保つために機能するという例。
無視してるとドンドコボリュームがあがるけれども。


最近は力の限り両手でマグを机に叩きつけるのが流行っている。
撃鉄かラッコが係累にいるのだろうか、部屋中に響き渡る打撃音に才能の片鱗がうかがえる。使い道はないが。
容赦なく叩きつけるので、もうめちゃくちゃにうるさい。これなら啄木鳥と一緒に暮らした方がましだ。
マグが割れるのが先か、机が割れるのが先か。それとも、キミの頭か。


音の大小でしか意思が表現できないことを情状酌量の余地としたい。
でも、言いたいということはわかるが、言いたいことがわかんないんだよなあ。