年賀状

もうこの歳になると年賀状における子ども掲載率の高さがすごい。
二十年もしない間に軒並み居なくなるのだろうけれど。
いつまで載せられるか競い合うのも良いかもしれない。いかに反抗期を乗り越えられるか、放送コードにひっかからないかがポイント(何を育ててるんだ)
もちろん合成してでも勝つ所存。技術の進歩は偉大である。


出不精かつ筆不精なので、年賀状でしか交友しない人も結構な数になる。
気付けば結婚して子どもまで居たりするので、自分の見えないところにも世界はあるんだなあ、と強く感じる。
夜泣きに苦しんだり、喋ったことに大喜びしたりしてるんだろう。と、はがきを持ってしばし妄想するのが楽しい。確認で電話したりはしない。


そんな余白が楽しめれば、年賀状という面倒な習慣も悪くないと思える気がする。
まあ、その人はこっちが送らないと返ってこないと判断して来年から送らないつもりだったりするけれど。