我が心に、騎士はなく

あなたは騎士道精神をお持ちだろうか?


子どもが敵に遭遇した場合、その敵が何だろうが無条件で戦う用意がある。
親くらいは子どもを信じないといけないとも思う。
なにがあっても子どもの味方、そんな親は多いだろう(是非はともかく)


では、家人に対してはどうだろう。
例えば、家人が私の実家の親ともめた場合、最終的に家人につくと決めている。
決めているが、子どもほど無条件かと自問した場合、恐ろしいことに答えは否だった。
今日はそのことに気付いた。恐ろしいことだ。


家人が守られることを望んでいるかどうかはさておき、一つ言えることは『こんな味方なら要らない』ということだ。
正誤の判断を自ら下そうとする味方は味方ではない。今、たまたま敵じゃないだけだ。
過ちについていけというわけではない。ただ、諌めるのはまた別の場所ですればいい。
まずは無条件で味方をすることが、味方の第一条件だと思う。別に味方は正しくある必要がない。


こうやって書いていても、読み返したときに思い起こせるかどうかが微妙だと感じる。いわんや他人おや。良い思いつきだと思ったんだが・・・・・・。
できてる人は無意識にできてるのだろうが、理屈バカの私にはできていない。
行動と判断の順序を入れ替えるだけなのにね。
理性的と言われる世の男性方はどうなのだろうか。聞いてみたいものだ(多分趣旨を理解してもらえないだろうが)


ケンカの理由の大半がこのせいだったような気がしてきた。多分世の中で一番人を傷つけているのが正論だと思う。
まずは心の中に小さな騎士を育てよう。家人に剣を預けよう。