下々の者

ベッドの下で寝る生活が続いている。
部屋を別けるかどうか悩んでいたが、子どもの夜鳴き力に私の睡眠力の高さが勝った形で収まっている。はっきり言って寝たら起きない。
しかし、それは保護者としてどうなんだ。家人がどんなに疲弊しても起きないってのは問題じゃないのか?


寝付かせる時はみんなで寝ている。
家人は下の子に乳をやり、私は上の子のお腹をぽんぽん叩く。大変和やかな家族のようだが、さにあらず。
たちまち下の子は上手く飲めずに「ぐぎぎ、ぐぎぎ」と唸り出すし、上の子は「とーちゃん! したで、ねてよう」とイライラし始める。


すごすごと下で寝る私。
つか、それなら寝るときにとーちゃん要らなくない?
悲しいのでとーちゃんを廃業して絵本読み聞かせ員としての再雇用を求めたら泣かれた。時給が払えないらしい。
なら、もすこし敬意を払いたまえよ。