夏の風物詩

夏の風物詩といえば、トイレトレ。
トイレトレと聞けばじっとりと汗ばんでくるくらいの夏の行事である。甲子園と同じくらい。
どこのおうちも今から準備に大忙し。トレパンを買うついでに、横に陳列されている蚊取り線香を思い出すくらい。常識過ぎて、もうじき季語に認定されるレベル。


妄言はこれくらいにしておく。
昨日から始まったトイレトレ。基本的に全戦全敗。すがすがしいほどにびたびただ。
もちろんいきなりできるくらいならトレーニングとは言わないのだが、おしめの時より自己申告率が下がるのはなぜなんだ。
お気に入りのパンツを濡らしたくて仕方ないのか(被害妄想)


誰のために、と若干思わないでもない。
自然に外れるまで待つ人も居るのだろう。この夏始めたのは親の都合だし、外して欲しいのも親だ。
子どもはびたびたのパンツでにこにこしている。ラグに大きな染みを作ってはびっくりしていたりする。


ただまあ、自分で排泄できないと不自由だと思うのだ。
垂れ流しっぱなしでは1人で友だちの家にも遊びに行けない(友だちは大きな心で許してくれるだろうが、私が小さくなりたくなるよ)
もっと大きな自由のために、今の小さな不自由を受け入れる。
たぶんそういうことだと思う。そう思わしてくれ(8枚のトレパンを干しつつ)