絵に描けない餅

今日も今日とて弁当屋さんごっこ。その商売熱心さには頭が下がる(眠くて)
いつもであれば恥ずかしがってメニューは教えてくれないのだが(弁当屋なのに)、本日は潜入捜査に成功したので、闇弁当屋の真実をここに初公開しよう(そして閉じよう)


私はまず、弁当を作っている現場(洗濯カゴと窓ガラスの隙間)に忍び寄った。
子ども店長は何かを確認しながら弁当に具材を詰めている。何を詰めているのか耳を澄ましたところ、
「とーふ、こち。ごはん、ここ」
どうやらなかなか淡白なお弁当らしい。引き続き観察していると、
「ちゅるちゅる(うどんの意)」
第二主食を詰め出した。というか、白いなキミの弁当。すごく殺伐としている。
しかし、白い悪魔(暫定弁当名)は単なる序章に過ぎなかった。
「なっとー、じゃー」
なにその地獄の蛇口は。そんな粘性の高い弁当見たことないよ。名状しがた過ぎる。
あと、もっとうちの食卓栄養バランス高いよ。野菜、野菜!


そんな私の声などないかのようにゆっくりと梱包を行う子ども店長
もちろん改めてメニューを聞いても、照れ隠しの笑顔しか帰ってこない。隠れてないけど。


闇弁当。それは我々には真似できない禍々しい弁当(栄養は足りないし、SAN値下げすぎ)