大なり小なり

大きさを比較できるようになった。
大きい方は「おっお〜っ」と野太い声で叫び、小さい方には「ちちゃ」とぼそぼそ話す。わかりやすい表現に好感がもてる。
長短を比較するときは「なーがーいー」と「じかっ」くらいになるとバランスが取れていて良いかな。頑張ろう。


ただ、散歩で比較をされ始めると散歩じゃなくなるので困る。
30分外に居て半径10m以内っておかしくないか。
あといい加減に帰ろうとしてまだ歩いてないと怒るのはお門違いではないか。
大小はわかっても、時間の長短はまだまだ先らしい。


で、座り込んだら延々とそこらの小石の品評会を始める。
最初は大小がはっきりした石を選ぶのだが、だんだん素材が無くなっていくうちにどちらが大きいのか判断が付きかねるようになる。


動きが止まり石になる我が子。
そして、投擲。
何事もなかったかのように再起動すると、再び石を拾いだす。


どうやら石の大きさなんて小さなことは気にしてはいけないようだ(あまり気にしている人類を見たことないが)
もっと度量のおっお〜な人を目指していこう。
だが、持ち帰るのは駄目。大きかろうが小さかろうがもう置く場所ないんだから。