いともたやすく行われるえげつない行為

古今東西、簡単なこと〜」のノリで
「赤子の手をひねる」が出てくるのがすごい。残虐超人か。友だちにはしたくない。
しかも、多数の同意を得て今に伝わってるのもまたすごい。
みんなひねってみたりしているのだろうか。


戯れに母校の文化祭へ。
ちなみに隣に美人姉妹はいないので、招待もされてないし『ケ−ェキーのおまつり』もない。
文化祭へ行くと言ったら子どもはきょとんとしていた。おまつりと言ったら多少は伝わったようだったが(そしてまた誤解が悲劇を・・・・・・)


行ってみると自分たちの頃よりにぎやかだった。
まあ、私の場合は教室でぐだぐだしていた記憶しかないのだけれど。
その時代を離れてみると、美しく見えてくるから不思議だ。おそらくメガネの度が合ってないだけなのだろうが。


ふと出店の中に輪投げを発見。
案の定子どもが挑戦したいと言い出す。家で日々輪投げの特訓をしてるからなあ。
お願いして、輪を三つ受け取る。一つ入れるごとに景品がもらえるようだ。
ふんふんと鼻息荒く位置に付く子ども。日ごろの成果を発揮することができるか!?
せーの!  ・・・・・・てくてくてく。


いつものように歩いて輪を入れに行く子ども。もちろん全て成功し、大変満足気。
その様子に固まる高校生。子どもは褒めて褒めてと笑顔を振りまく。
そうね、開始位置とか教えてないものね。法を知らないのに無法もないものだ。


律儀に景品を三つくれようとするのを、やんわりと固辞し手を繋いで家路に。
しかし、子どもには手をひねられっぱなしである。あっさり想像の斜め上を行くもの。
いつかこの手をひねる日がくるのだろうかと思いつつ。