心おもむくままに

意思の疎通がある程度可能になると、嫌がられるのに腹が立つようになる。
乳児のころはうんこを撒き散らそうが、吐瀉物を撒き散らそうが、ようやく寝られると布団に身を沈めた瞬間に泣き喚かれようが、しょうがないと思えた(だが、隣でぐーすか寝ている同居人、お前はダメだ)


最近はご飯をこぼしたり、言うことを聞かない等の些細なことで腹が立つことが多い。
しかし、ぐっとこらえるのが大人だ。
冷静に、冷静に叱る。たまに声が裏返ってるけど。


子どもだって意思疎通ができるようになると、些細なことでいらいらし始める。
たとえば、自分で考えたサインを出して私に何かをさせようとする。
私は当然わからない。すると、子どもは何故わからないのかとかんしゃくを起こす。
子ども自身も自分の意図が通じて当たり前だと思っているのだ。


1歳児にして既に思い込む。いわんや成人おや。


近付いたと思ったらすれ違う。まるで恋愛のようだ。
違うのは別れられて初めてハッピーエンドだということかな。