ハーメルンの

遊びに来た日備忘録・続き


1歳くらい同士だと、一緒に居ても会話はないし、ふれあいもない。
互いが気にはしているのだけれど、自分から一歩踏み出そうとはしない。
子どもによるのだろうけれど、三つ子の魂百までというし、うちの子に友だち百人は難しそうだ。
まあ、百人もお誕生会につれてこられたら困るが。
その場合はケーキの代わりに一人一本ずつのうまい棒で我慢してもらおうと思う(ただし、イチゴは詰める)


それでも気が合う瞬間があるのが面白い。
4歳の子が引っ張るとガラガラいうおもちゃで遊び出すと、二人ともが我先にとついていこうとした。
あちらの子は既に歩けるのだが、うちの子につられてハイハイしていて、キュートなしりが二対同時に揺れてるのが大層面白かった。


しかし、途中で気付いたのか、二足歩行を使って我が子を突き放す。
追いすがる我が子。先へ先へ進むあちらの子。そして、我関せずぐるぐるガラガラ回り続ける4歳児。


大したことないおもちゃなのに、みんな夢中だった。ずっとずっと後を追っていた。
これならハーメルンの笛吹きが子どもを連れてけたのも不思議じゃない。


不思議なのはこんなにくそうるさい音がしてるのに親が止めなかったことだと思う。