今は昔

熱がある程度下がって良かった良かった。
とたんに動き回られるのには困るが。
あと、体力落ちてるから足がプルプルしてるのには笑った。
朝5時半での帽子サイン(お出かけの合図)はないわー。


流石に40度越えた時は、2割くらい覚悟した。
昨日冗談めかしてそれについて書こうと思ったが止めた。
万が一の場合、きっと後悔しか残らないし、いつまでも引き摺る自信がある。人生を狂わすくらいに。
子どもができる前ならしれっと書いていただろう。
思っても書かないことができるなんて昔は思いもしなかったな。


今回の症状だって、ちょっと時代が前なら致命的だったわけで、兎にも角にも現代医学万歳。
失わないで済むってのは良い時代だ。
逆に考えると昔の親はちょっとしたことですぐに覚悟を決めないといけなかった訳だ。
今の私なら目の前が真っ暗になって一歩も踏み出せないようなことが、そこかしこに転がっていたのだ。


昔だから、子どもが多いから軽くなるような類のものではない。片鱗を味わってみてそう確信する。
そりゃ人間の根っこの強さが違って当然だよ。黙って耐えれたことに畏怖すら覚える。


覚悟したくないなあ。
できればへらへら笑って暮らしたい。
でも、へらへら笑ってる親をみてるんだよなあ。
ああ、難しい。