憂さ

最近うさが溜まっている。
多分もう少ししたら耳が伸びる。
あと、うさ晴らしは、うさバラしって書くと途端に残虐に見えるよね。
休み明けの、何故か鍵の開いたうさぎ小屋みたいな。
ああ、心配しなくても病んでいる自覚はあるから。


子どもはうさなんか溜まらないだろうと思っているならば甘いと言わざるを得ない。
やりたいことばかり在り過ぎて、消化できない憂さは沢山ある。
外に出られないと、特にうさだらけになる。
ストレス耐性が一切ないから、機嫌の斜めになり具合も酷い事この上ない。


ただ、子どもが大人と違うのは、うさの消費がとても早いことだ。
1日外出すれば全て忘れるし、いちごを口に含ませればうさなんて雲散霧消してしまう。
結果、つやつやお肌とぷるぷる笑顔を保持し続けることができるのだろう。


観察からわかることは、溜めないのは構造的に無理だから、どんどん排出しろってことか。
ただし、何かに迷惑を掛けることなく、ね。