早期実現

座れないと書くと、突然座れるようになるのが不思議だ。
もしかすると、はてながバッチをあててくれているのかもしれない。
ただ、親への敬意が足りないのは改善されていない。
おそらく一朝一夕で治るようなものでない、深刻なバグなのだろう。


座れるようになったとはいっても、すたーんすたーんと起立!礼!着席!ができるわけでははない。
へっぴりを絵に描いたような腰使いで、生まれたばかりの子馬のようにぷるぷると震えながら落下するのが実情だ。
頑張りを笑ってはいけないと重々承知しているが、残念ながら見ていると笑みがこぼれてしまう。


今は大き目の段差を尻から降りるという練習中。
今度の問題は、へっぴりになってしまうことだけでなく、後ろが見えないので壁に尻をぐいぐいと押し付ける状態になりがちなこと。
ぱっとみ尻が痒いようにしか見えない。


まだまだ後ろ側に多難が残っている。
前途は洋洋なのだけれどなあ。