自然治癒

正月の帰省疲れからか、子供が発熱した。
即病院という程の熱ではないけれど、それでも心配は心配である。


体調不良になると情緒が不安定になる。それは子供も例外ではない。
いつもは置いたら泣くくらいなのに、熱があると置こうとすると泣き出す。
ご飯だって食べなくなる。
おにぎりを吐き出す子供を見ていると、野生動物は何も食べずにじっとしていることで身体を治すという話を思い出した。
確かに、食べて消化するには結構なエネルギーが必要だ。
本能的に身体が拒否してしまうのだろう。


そうかそうか、子供はまだまだ野生なのだな。
と、剥いてしまったみかんを置いたらあっさり食べた。
めちゃめちゃまぐまぐ食べている。


はい、野生なんてうっそー。単に食べたくなかっただけー。
教訓なんて一切無し。おいしいものは死んでも食べる。
こういうこの子の後先考えなさ加減は死んでも治らないんだろうな(正月太りなのに土産のアップルパイを食みつつ)