硬いものを噛むと

またも娘1の歯がぐらぐらしてきたらしく、しきりに下の前歯をいじいじしている。
食事の際も気になるらしく、ちょっとでも歯ごたえのあるものを食べると、
「歯が折れたらいかんから こっちでかまんとな」とか言い出す。
なんという石橋を叩いて渡らない性格であろうか。


今朝は今朝で、朝ご飯の前に予防線を張っていた。
「硬いもの食べたら歯が抜けてしまうかもしれん。エビフライとか」
え、エビフライ?
キミの中でエビフライは硬いのか、そうか。
「あと硬いきゅうりもな」
……それは硬いってつけばなんでもありなんじゃないのか?


そんな娘1のおっぺけぺーな発言を家人と笑っているると、家人がこうつぶやいた。
「もっと硬いもの言いなよ。たことか」
……たこ。たこねぇ。
確かに歯は抜けるかもしれないが、果たしてそれは硬いというのか?


一家そろって頭が柔らかいのは確実であるな(ゆるいともいう)