田舎と都会

たまに行くと都会も楽しいのだけれど、ずっと住めるかってえと難しい。
空が狭いよ、空が。


アンパンマンミュージアムに向かう途中、道路に石像があったり、キャラクタの案内板が埋め込んであったりと迷わない作りになっていたのは好感がもてる。
しかし、残念なことにそれは都会の仕様であり、田舎っ子のわが子たちには不適当なものであった。
ひとっつも前に進みゃしねえ。
埋め込んである案内板を見つけてはしゃがんで覗き込み、キャラクタの石像を見れば乗り上げる。ライオンズマンションのライオンは流石に遠慮してたが。


小さな噴水の水に触ってたところに、後から来たお子様が一緒に遊ぼうとしたのをがっつり静止させられていたのがハイライト。
はい、確かに綺麗ではないと思います。自覚はあるんです。ちょっとバカなだけで。


石壁を登ろうとして係員の人に注意を受けたりもした。
壁くらいいいじゃんと思うのが田舎人間なのだろう。でも、あの凹凸の壁は登りたくなるって(娘1はトウモロコシって呼んでた。阿呆の天才である)


まあ、田舎で住んでると都会に出たくなるものだし、都会に住んでたら田舎に逃げたくもなるのだろう。どちらが良いという話でもない。
個人的には都会に旅行に出たにも関わらず、シロツメクサを一杯集めるのに夢中になってる娘たちに軍配をあげたいと思う(安上がりを通り越して貧の字がちらついてる気がするけれども)