サンタ歓迎乃儀

町にクリスマスの気配が蔓延ってくる今日この頃。
当然うちの娘1さんも罹患してくるわけです、サンタ病に。
「そうだ うちにツリー飾らんといかんな サンタさんが来られんからな」
そうか、ツリーはサンタ召喚の供物だったか。とーちゃん初めて知ったわ。


まあ、ひと月切ったしツリーを飾り付けることに。
さすがに娘1は上手に飾れるのだけれど、娘2にはまだ難しいみたい。
そーっと持って行っては、どがしゃーん、とツリーを倒していた。
最終的に自分の飾りを壊された娘1が怒って、娘2が悲しい感じに。


よしよし、じゃあ一緒に飾ろうな。
こうやって持つんだよ、と輪っかの部分を広げて持ってみせたら、なぜか俯いて受け取ろうとしない。
なんでこっちみないのさ。こうやって持つんだよ。
そう何度伝えても、やっぱり俯いたまま頭を突き出してくる。
……わかった! ペンダントか! 小人か!(閃き突っ込み)
入るわけねーだろってのは大人の思い込みなのである。
彼女は直径5センチだろうが、可能性がある限り挑戦するのである。シルバニアの住人でもない限り無理だと思うけど。


飾りを付けたら満足するかと思いきや、サンタについて調べると言い出した娘1。プレゼントをもらう為に万全の布陣を敷くつもりのようだ。でも、たぶんいい子にしてた方が、サンタの生態を調べて傾向と対策練るよりプレゼントゲット率高いと思うよ(ゲームマスターからのお言葉)


テキストは「さむがりやのサンタ」
舞台がイギリスなので、家に煙突が標準装備。早くも表情が曇り始める。
「うちに煙突ないよ サンタさんくる?」
「大丈夫。ほらこの家もないでしょ(南極基地のを見せながら) 窓を開けてたら入れるよ」
「でも、窓開けとったら 娘1ごほんごほんいうかもしれん」
病かサンタか。それが問題だ。


あと、読書中に、
「娘1 ジュースやめとくな ビールにするわ」
「明日 サンタさんくるかな」
「サンタさん こわい?」
などの名言がポンポン出てた。最終的にカレンダーに「サンタさんへ おかし ビール くつした」とメモを書かされる羽目になった。


正直、歓待し過ぎじゃなかろうかと思うのだがいかがか。
ちなみにプレゼントの変更はきかないので。入浴剤のことはすっかり忘れているみたいだけれどもっ!