ミニチュア魂

以前、ババ上様が新しい家の図面が欲しいとおっしゃるのでコピーを渡したことがあった。
間取りとか家相とかになんか言いたいことがあるのだろうかと不安になっていたら、あるとき「ほらほら」と部屋からババ上様が何かを持ってきた。
新しい家のペーパークラフトだった。しかも、一階と二階が分離可能。
すげえな。逆に不安になるよ。
「今度、屋根の図面くれない?」
やる気すぎる。


ボーナスが出たのでポップアップ絵本を買った。

メイシーちゃんのたのしいのうじょう―くみたてて・あそべる・しかけえほん

メイシーちゃんのたのしいのうじょう―くみたてて・あそべる・しかけえほん

ちなみに私のものである。断じて子供の所有物ではない。貸してるだけ。
いたく気に入った様子で、娘1は寸劇を披露し、娘2はトラクターを運転している。
「ぶっぶー どっかーん」
おや? 農場から聞こえてはいけない効果音がした気がするぞ?


せっかくなのでもっと世界に入り込めるように子供たちの紙人形も製作した。親のことは笑えない。
フォトショップとプリンタがあれば鏡合わせの人形も簡単に作れるのだから便利な時代である。たぶん親に3Dプリンタを与えてはいけない気がする。
成果物を子供に渡したら予想以上に喜んでいた。気に入り過ぎで農場経営がほったらかされるくらいに。
あれ?


本当に大事なものは目の前にあるのです(メイシーちゃんと語らいながら)