届かない吐息

久しぶりに娘2と二人だけで散歩。
夕方なのにそんなに寒くなくって春だなあとようやく実感する。


そして、子どもにとって春is綿毛。天然のおもちゃ工場。
娘1の時は根こそぎだったが、娘2もそれなりに好きなご様子。見つけるたびに指さして喜ぶ。
ちなみに娘1は今でも根こそぎで、多少譲ってくれるのが唯一のお姉さんらしいところと言える。成長しない。


そんな姉を持つせいで綿毛配給が少ないせいか、あまり吹き飛ばして遊ぶという感覚がない。いつもはもしゃもしゃと千切って投げていた。
そこで、綿毛特訓とばかりに「ふーふーだよ」と渡してやったら、めちゃくちゃポーズを決めて吹いていた。

遠いわ。こっちが吹き出しちゃったじゃないか。


その後、何度も近くに持ってきて吹くんだよと言っても治らなかった。
むしろ、なんだか美味しそうに見えたらしくて口の周りが綿毛だらけになってて「ぶええ」って言ってた。
キミ、綿毛下手だな。