触覚重視

冬場が近いのでラグを厚手のものに新調した。
そしたらタオルケッターであるところの娘1が、
「ここ 気持ちいいなあ」と起毛してある外周部を延々すり足で回り続けるという奇行に。いったい何周しただろうか。
一心不乱に周回し続ける姿をどっかで見たことある気が。
たしか宗教施設でそういう巡礼の方法があったような。


我々タオルケッターにとって肌触りは何ものにも代えがたい至高の快楽。神の肌触りに近付くためとあらば何百週だろうと回ってみせよう。
そして、外周部が擦り切れ、悲しみの肌触りが地平が広がる頃、我ら衆生を救うためタオルケットの扉を開いてついに肌触り神が光臨するのだ!


まあ、そいつも撫で擦られて擦り切れる運命なわけだが(業が深い)