木を隠すには森の中

元気に幼稚園に通う娘1。
それを、悲しげに見送る娘2。
どうやら娘2の強気は娘1が一緒に居ることで担保されていたらしい。独りになったら良く行く図書館ですらぐずる。
面白い現象だな。私は長子なのであまりぴんとこないが、家人は気持ちがわかるらしい。付いていく先がないのは不安なのだそうだ。


幼稚園の隣には児童館があって、送った後は娘2とそこで過ごすことがある。
遊びながら幼稚園に目をやると、娘が絶賛単独行動中。頼むからみんなと仲良くしてくれ、との願いも虚しく、年中組さんをぼーっと見つめていた。
しばらくして急にもぞもぞし始めたかと思ったら、近くの金柑の木にずぼずぼと分け入ってしまった。
何をしてるのだろうと見ていると、何やら茂みの中でごぞごぞと動いている。
さては、もよおしたな・・・・・・。幼稚園で野良粗相とは。


しかも、失敗したらしく、股を押さえながらひょこひょこと教室に戻っていく。ご丁寧に先生の近くのルートを回避しながら。
いや、独りで着替えられないだろって。替えの場所わかんないんだから。


まあ、浅知恵も知恵の内なんで、あまり責めずに見守って行きたい。
ただ、児童館の先生たちとかぶりつきで楽しんでたのは内緒だ。