怖いもの見たくなさ

暗いと「こわいー」と言うようになった。
夏祭りの時には全く怖がる様子がなかったのに突然である。
押入れに閉じ込めたりはしてないが、知らないうちに闇討ちにでもあったのかもしれない。剣呑剣呑。


寝るときも「こわいー」とおっしゃるので、「側にいるから大丈夫だよ」と優しい声で伝えたところ、一拍おいて「こわいー」と繰り返された。
・・・・・・この信用の無さときたら。
でも、「てって、てって」とおっしゃるので握ってあげたら、安心して眠りについた。
不思議なものである。


まあ、怖いものはどうやったって怖いとは思う。
独りが怖いわけではなく、暗いのが怖いのだから、私が居たところでなんの解決にもならない。私の尻が光るなら別だが(いわゆるホタル族


そういえば、私が小さい頃は親が豆球を点けて部屋から出て行っていたな。
あれは突然起きても怖がらないようにという配慮だったのかもしれない。
残念ながら夜中に起きたことがないけれど(2段ベッドから落ちても熟睡したままだったくらいなので)


親の配慮子知らず。