あーおいし

言葉の明瞭化がすこぶる進行中の我が子である。
「とーちゃん」「かーちゃん」についても、誤解を差し挟む余地がなくなってきた。
おかげで指名制が激しく進んでいる。
朝の手洗いの際に、持ち上げるのを私、洗うのを家人と指名してきたとは、流石に指名料をとろうと感じた。というか、そのシフトになにか意味が?
今後も無駄な分業化には断固として反対していきたい(ただし、私の負担軽減の場合を除く)


で、本日の「あーおいし」発言である。
たいへんクリアな発語で、思わず家人と顔を見合わせてしまった。
料理番組の取材でも来ているのかと、おもわず背後を確認するくらいきれいに、そしてやらせっぽく呟いたのが面白かった。


今までも「おいしい」とは言っていたが、正確に記述するならば「あしー」であり、不快語の「あちー」に近接していた。なので、有り難味が薄かったのだ。
反対語の「不味い」を習得すれば、また有り難味も増すだろう。あまり熱心に教える気はないけれど。


あと、シャッチョサン化も絶賛進行中で、自分が注ぎたくなったら親のコップを空けろと五月蝿い。
子どもの「ごっごっご」の中に、「なになに、まだ中身あるじゃないの。さあ、ぐっといっちゃってよ。ぐっとねえ」と言う声が聞こえる。
あと飲み干すまで言う。たいへんしつこい。


ティーハラスメントの相談窓口はどこにあるのだろうか?