こどもと車と

重い車は燃費が悪い。
なぜ重いかというと、社内空間を広く取るためだ。
広く取った空間になにを詰め込むかといえば、チャイルドシートとかベビーカーである。
荷物を積むために重くなる。
重くなれば、燃費が悪い。
効率が悪くて仕方が無い。
だが、車はそんなに簡単に買い換えられるものではない。
しょうがないと思いながら、最悪の中の最善を求めている。
それを当たり前としているのが現在の社会だ。
減税とかはいいから、そういう短期しか使用しない仕様の車が欲しい。
もしくは、所有とか保険等で面倒なしにシェアできる仕組みが。


仕事と子どもでほぼ処理能力を使い切っているのだから、めんどくさいことは本当にしたくない。
車に興味が無い人間にとって新車選びは苦痛だ。
適当に選ぶには単価が高いし、所有時間が長すぎる。
子育てよりもこういった諸々の行為に神経を使いすぎてるように思う。
まるで、益体もない会議で仕事の時間を削られるように。
なるほど、世の中はすべからく似たようにできているのだな。
違うのは、会議みたいに黙ってうつむいていても終わらないということだ。